会社経営の基本〜計画・戦略・理念〜 

【金運石】社長・経営者のための最高純度の金運石(8mm)

会社経営の基本をわかりやすく、わかりやすく解説します。社長を目指す方、新米社長さん必見です。

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エンパワーメント

●エンパワーメントとは

フラットな組織を支えるためには、エンパワーメントと呼ばれる考え方が重要になります。



エンパワーメントとは、「権限を与える」という意味です。

経営の視点においては、人に権限を移譲する側面と、権限を委譲されることで個人の自発性、主体性を尊重し、そのモチベーションを高めていく側面を持ちます。

つまり、管理層に集中していた権限を単に委譲するのではなく、委譲された個人が自発的に、目標や行動を決定していくことが、エンパワーメントの本当の姿です。

●エンパワーメントが注目される背景

変化の激しいビジネス環境下では、これまでのように、権限が上層部に集中したピラミッド構造では、迅速な対応が不可能になってきました。

そこで、いちいち上司に判断を仰ぐ人材より、自発的に物事に対処できる人材が必要になってきたのです。

また、一般的に人は、他から強制され、権限が限定された組織においては、創造的な能力を発揮しにくい側面があります。

そこで、物理的、心理的拘束から解放し、自らの自由意思で物事を決定し、モチベーションを高めていくことで組織を活性化させることも、エンパワーメントの大きな狙いのひとつです。


●エンパワーメントの課題

企業としての行動が、完全に個人の自主性に任せられることはありません。

また、社員の中には、与えられたことだけを忠実にこなし、自発的に何かを生み出すことを苦痛に感じる人もいます。

そういう人にとっては、エンパワーメントが、モチベーションの低下につながる場合もあります。

さらに、整然と統制された作業が求められる製造、事務などの現場では、権限が与えられた自由の組織が弊害になる場合もあります。

中途半端で、目的がはっきりしないエンパワーメントは、混乱を招くだけで、信頼関係を損なう結果にもなりかねません。

エンパワーメントをどの程度まで行なうことが望ましいのかは、現状ではまだ模索中の段階です。

個人の自主性に任せる前に、まず、組織としての将来のビジョンを明確にして、会社全体で奨励される行動規範を確立し、共有することが重要なのでないでしょうか。

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